理事長あいさつ


会員各位



一般社団法人日本潰瘍学会
理事長 竹内 孝治


 拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 日本潰瘍学会は、実験潰瘍モデルを通して消化性潰瘍の病態解明、予防・治療方法の考案、及び新規治療薬の開発を目的として1972年に「実験潰瘍懇話会」として創設され、1991年には学会へと発展し、2005年から現在の名称に変更され、本年で創立42年になりました。これも偏に関係各位のお力添えの賜物と存じ厚く御礼申し上げます。

 さて、平成 18 年の法人に関する法律改正を受けて、多くの学会において法人化が検討され、既に、著名な学会では一般社団法人化さらには公益社団法人化が終了している状況です。このような動向を鑑み、本学会でも法人化の是非を検討してまいりましたが、平成25年度の学会理事会および評議員会において新たな「定款」が提案・承認され、この度、「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第四十八号」に準じまして、当学会を一般社団法人日本潰瘍学会として設立登記することが出来ましたので、ご報告申し上げます。

 一般社団法人への移行後もその事業活動に変化はなく、これ迄と同様に基礎・臨床、医師、メーカーを問わず、“潰瘍学を極める“という学会創立以来の思いを貫ぬきながら斯学の発展に貢献するとともに新たな課題にもチャレンジし、より新しいステージを構築してゆく所存です。
 つきましては、今後とも一層のご指導、ご鞭撻とご支援を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。

敬具
平成26年7月吉日